誰しも気が付かぬうちに持っているもの。それが象徴である。
国旗や皇帝、大統領から首相、天皇、酋長。歴史上我々はあらゆる形で自分の属するアイデンティティを規定する象徴を作り、掲げてきた。
蛮族の生活においてそれは何か、それは鶏である。
我々は日々鶏の卵を食べ、時にその肉を食べる。故に我々蛮族は鶏を象徴として掲げ鶏のオブジェを崇拝している。
時に我々は卵を鶏の偶像に捧げ、我々の日々の生活を支えてくれていることに感謝を示す。
あなたにとって、或いはあなた方の生活にとっての象徴とは何か、一度立ち止まって考えてほしい。そしてそれを大切にしていただきたい。
それが蛮族が抱く願いである。