2021-06-24 怠惰 【生活】 湯船の中に夏野菜と親指が浮いている 汚い生き物を食べ続けてきたのか我々 誕生が爆破であるというなら飛散距離は割り出せない シャーマンたちが作ったポトフの中に俺の霊魂が浸してあるかもしれぬ 疫病が蔓延していることでしか生まれない詩が残念ながらある 夜行列車には濃密な土の匂いが充満していて、ジャガイモの気持ちになれる 以上は、意味の連結を無視したただの言葉の羅列である。 ここに詩はあるか。 德丸 魁人(2021/06/24)